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石巻夏合宿

こんにちは!SKV代表、3年の中田です。

8/7~8/9にかけて、今年もSKV・SIV合同石巻夏合宿を実施しました🍉

〜1日目〜

東京からバスで片道6時間ほどかけて宮城県石巻市に移動しました。

石巻市に到着後は、現地の観光ガイドさんと共に、大川小学校、復興まちづくり情報交流館、門脇・南浜地区などの震災遺構を巡りました🚌

個人的には今年で3度目の石巻合宿でしたが、石巻に訪れる度に町の復興の様子が見て取れました。その一方で、瓦礫の撤去などは終了しても、更地のままの土地もありました。

ツアーの中で特に印象的だった大川小学校は、あの東日本大震災で多くの犠牲者を出した場所です。校舎には想像を絶するほどの震災の爪痕が残り、ただただ心が苦しくなりました。当時現場では何があったのか、どのような対応をすれば多くの尊い命を守れたのか、様々なことが今も裁判で争われています。

同じ悲劇を繰り返さないため、私たちにできることは「忘れないこと」だと言います。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」そんな言葉があるように、3.11から8年が経過した今、当時の悲しみや苦しみを忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか?

自分の命、愛する人の命を守るためにも、あの記憶を風化させず、後世にも伝えていく必要があるのです。

1日目の震災遺構巡りを通して、改めて震災の恐ろしさを感じたとともに、日頃から防災意識を高めることの重要性を学びました。

 

〜2日目〜

合宿2日目は、石巻専修大学にて「専大まつり」を実施しました!🌱

数年前から始まった石巻合宿における専大まつりの元々の目的は、「震災で遊ぶ場所をなくした子供たちに思い切り体を動かせる場所を提供する」というものでした。この専大まつりは毎年恒例の行事になり、今でも現地の子どもたちは大学生が来るのを待ってくれています。

今年も自分たちで様々な競技を考えていきました。

防災宝探しゲームやキャタピタ煙避難&毛布搬送法の障害物リレーなど、我々団体の活動の主軸である「防災」と遊びを組み合わせた競技や、その他誰もが1度は遊んだことのある競技を行いました。

専大まつりを通して、子どもたちの笑顔や、元気な姿を見ることができました。それゆえにみんなで頑張って準備した甲斐があったなぁ、と達成感を味わいました!😆

この経験を1度きりのものにするのではなく、来年の専大まつりや、地域の子どもたちに向けたイベントの企画へと繋げていきたいです!

 

〜3日目〜

合宿3日目は、石巻焼きそばなどの石巻独自の食文化を発信されている製麺工場の島金商店さんに伺いました!

島金商店の社長さんや、石巻茶色い焼きそばアカデミーの会長さんに震災当時のお話や焼きそばの作り方などを教えていただきました。

社長や会長はなぜ石巻焼きそばにこだわるのか、そのきっかけとなったエピソードの裏には人々の強い絆が見えてきました。

石巻焼きそばは、石巻のB級グルメとして有名です!

最大の特徴としては、麺そのものを蒸して作るため焼く前から麺が茶色いのです!!

鉄板で焼きながら麺にこれでもかというほどの大量の出汁をかけることで、そのまま食べても良し、あとがけのソースをかけても良し、とにかく美味い!!

この石巻焼きそばを皆様にぜひとも食べてほしい……!

ということで、今年も10月の神田鳳祭にて、SKVは石巻焼きそばの屋台を出店します!みなさまぜひ買いに来てください!👨‍🍳

皆様に石巻焼きそばの美味しさを知ってもらい、石巻にもっと活気が溢れ、更なる復興へと繋がる。まさに All Win の関係性なのです。

売上は例年通り石巻市に寄付します💰

3日間を通して、参加メンバー全員が映像だけでは計り知れないものを肌で感じ、考えたことと思います。

日頃から防災というものを考えるSKVにとって、非常に貴重で有意義な時間を過ごすことができました。

もし災害が起こった時に何をすべきか、被害を未然に防ぐために何ができるか、様々なことを考え、実践していく団体を目指してSKVはこれからも日々邁進していきます!💪🏻


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