2/8(土) ダイレクトロード
2月8日土曜日の定例会後に、ダイレクトロードを実施しました。ダイレクトロードとは各自が持つ情報を共有して統合し、全体像を把握していくカードゲーム型の防災訓練教材です。
神戸市消防局職員が開発したものであり、実施マニュアルやカードをwebからダウンロードすることができます。
今回は海辺の町と内陸の町の二種類のうち、津波がくることを想定した海辺の町を行いました。それぞれに渡されたカードを元4枚の指示書を作成するのがゴールとし誰がどこにいるのか、どのような状況にあり何をしなければならないかを考えます。限られた時間の中で必要な情報をいかに正確に伝えられるかがとても重要になるゲームでした。
実際に行った感想には、対処する優先順位の大切さ、情報収集と共有する難しさを感じたとの声が多かったです。また、ゲームでも情報を集めることが難しく、実際に災害が起きた時の不安の声もありました。
今後懸念されている南海トラフ、首都直下地震は私たちが直面する確率は高まっています。
今回はカードゲームという形でしたが、実際に災害が起こった際地域で連携して動けるのでしょうか?対処する優先順位は把握できていますか?災害時には情報が錯綜し、想定外のことが発生します。もしもの時にどのように行動したらよいか、自分が出来ることは何かを今一度考えることが命を守る一歩になると思います。地域の連携を見直すもよし、家族でダイレクトロードをするもよし!小さなところから対策をしていきましょう。