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防災情報発信企画のまとめ 

こんにちは、SKV2年の上原です。

1ヶ月に渡るTwitterでの防災情報の発信が終わり、そのまとめとしてブログを更新しています。コロナ禍において防災意識が平常時より希薄になっているように思われることや東日本大震災から10年を迎える今、何かできることをしたいと考えこのような企画を実施しました。Twitterでの防災情報の発信は見ていただけたでしょうか。まだチェックしていないという方は是非そちらの方も確認してみて下さい。


今年で東日本大震災から10年が経過し節目の年を迎えました。当時小学生の私は、街や人が津波に飲み込まれていく映像をテレビで目にし、幼いながらに自然が持つ力の大きさを知りました。朝夕問わず鳴り続ける緊急地震速報の音やテレビを通して見た光景は忘れられません。当時の記憶は10年が経過しますが、鮮明に今でも覚えています。



日本は災害大国と言われるほど、地震や大雨などの自然災害が多い国です。いくら権力を持っている人でも超能力が使える人でも自然災害の発生を防ぐこと、被害を防ぐことは出来ません。では、私たちにできることは何でしょうか。それは「減災する」ことです。

地震や大雨といった自然災害が発生することを想定し対策を考えるということです。

災害について考える事は非常に重要なことであると同時に、重いテーマと向き合うことを意味します。被害を想定して大きなショックを受けることもあると思います。しかし、今後どのような災害が起きるかを知ることで、備えとなりそのショックを和らげることにも繋がります。東京都の世論調査では、約90%の人が大地震への不安を感じるとの結果が出ています。(平成18年3月発表の東京都の「防災に関する世論調査」より)

しかし、いつかと後回しにし、災害と向き合うことから目を背けてしまう人が多いのが現状です。この文章を読んでいる皆さんはどうでしょうか?


いざという時に、自分自身や大切な人の命を守ることはできますか?


自信を持ちできると答えられる人は少ないと思います。

災害は時と場合を選ばずにやってきます。いつかやろうと目を背けている内に災害に飲み込まれてしまう可能性は十分にあります。何から対策として始めれば良いのか分からないという方も多いと思います。

防災グッズの準備であったり、災害時に役立つ知識を取り入れることであったりと様々な対策が考えられます。しかし、自分の命は自分で守るとの意識を忘れてはいないでしょうか。

誰かが何とかしてくれる・自分は大丈夫だといった誤認識や思い込みが恐ろしい被害を引き起こすことに繋がりかねません。近年の日本では、これまで想定されてこなかったような災害(短時間の集中豪雨や大型の台風など)が多数発生しており、今後はそのような事態が連続して発生すると言われています。

一人一人が自分の命は自分で守るといった意識を持つことが防災において非常に大きな意味を持つと私は考えています。きっと自分の命は自分で守ると意識を持つことが出来れば次に繋がる行動も見えてくるはずです。

今後南海トラフ地震や首都直下型地震といった私たちの想像をはるかに上回るような大きな地震が高確率で近い将来発生すると報告されています。私たちはこの現実と向き合っていかなければなりません。防災の合言葉は、「自分の身は自分で守る」です。


ここまでこのブログを読んでいただいた方ならきっと向き合っていくことができると思います。

改めて東日本大震災で被害に遭われた全ての方に心より哀悼の意を表します。

東日本大震災から10年、改めて防災と向き合う機会にすると共にあの時の記憶を風化させないよう語り継いでいく使命を果たしていきましょう。

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